【日 程】平成23年12月10日 【山 名】鼓ヶ岳 【標 高】355.2m 【天 候】晴れ 【メンバー 】A木、K藤、T橋、J久、Y井、T田、H石、I田、ふく 【タイム】 神宮会館前バス停10:33−−−10:43登り口10:43−−−11:17五本松神社11:20−−−11:46鼓ヶ岳12:34−−−13:22国道23号線出合 |
|
12月例会に登る山は1年も先に決めてあるものの、それに合わせて前日に登る山を探すのはやはり間際になってしまう。 12月例会は山の会の忘年会も兼ねているので、できるだけ参加しやすいように前日、当日の両方とも易しい山であることが条件だ。 今回予約した宿からは送迎車が近鉄宇治山田駅まで迎えに来てくれる事になっている。となれば出来るだけ宇治山田駅近くの山であれば具合が良い。 そこで見つけたのが内宮の直ぐ東側にある鼓ヶ岳で、標高も355.1mと手頃だ。 もう一つ外宮の近くに高倉山というのもあったが、これは御神域の中なので登山は不可だった。 一応、地図では鼓ヶ岳に登山道の表記があるのだが、今でも登られているか分からない。で、早速インターネット検索してみる以下のサイトがヒットした。http://mienotaki.raindrop.jp/maruta/newpage1.htm 取付地点までも事細かく説明してあってとても参考になった。特にこの山のようにあまり知られていない山の場合はネットの有難味を痛感する。ちょっと前までなら役場に電話で確かめる位しか手はなかったし、それで満足な答えが得られるとも限らなかった。それに電話でのやりとりに比べネット情報は得られる情報量が格段に多い。全く良い時代になったものだ。 名古屋から近鉄電車に2時間程乗って宇治山田駅に着き、バスに乗り換え内宮の一つ手前の神宮会館前で降りる。伊勢マラソンが翌日開催とかで、案内のノボリなどがよく目についた。 バス停から先は件のネット情報頼りで登山口まで行くのだが、この登山口は闇雲に歩いてもまず見つからない場所で、正に知る人ぞ知るといった入口だった。 その登山口からの道は地図にある登山道ではないが、はっきりしていて迷うことはない。 常緑樹の多い林は日が入らないので空気がひんやりしている。中腹辺りに五本松神社への分岐があり、神社に寄り道してみることにした。行ってみると小さいながらもしっかりした社でおそらく地域の人が大切に管理をしているのだと思う。直ぐ近くに伊勢神宮という神社の総元締めがあるのだが、地域には地域の祭神が必要なのだろう。 尾根道に戻り相変わらず見通しのない道を登るとあっさり鼓ヶ岳山頂に着いた。特に展望が良いというわけではないが、外宮の森越しに伊勢市街、その先に伊勢湾を眺めることが出来るので休憩には良い場所だ。 山頂での昼食後、先にある展望台?へ行った見たが、そこは急坂を下りた足場の悪い崖の上で、わざわざ行く必要のない場所だった。 山頂からの下りは途中から道を変えて、二万五千図に載っている登山道を行ってみようとしたのだが、その道が見つからないまま北に延びた尾根道を進んでしまい、最後はお墓の中の道を抜けて国道23号線に出た。ということで予定のコースより大回りになってしまったが、道ははっきりしていたので問題なかった。 下山後は内宮に参拝して、その後はおはらい町の町歩きを楽しんだ。以前テレビで紹介された造り酒屋に行ってみたいと思っていたところ、通りには二軒(白鷹と伊勢萬)の酒屋があった。どちらの酒屋が紹介され居たのかはっきり覚えていなかったので、間違いのないように両方で試飲をして目的を果たした。 そんなことで、あまり登り甲斐の無いような低山でも、お伊勢参りと組み合わせるとそれなりに楽しめたというのが今回の印象。山プラスアルファというのが高齢化が進んできた山の会のこれからの方向性なのかもしれない。/福西 |
|
前の山行報告へ |
![]() |
GPSで記録した登山ルートの地図画像が見られます。 |