【日 程】平成24年2月5日 【山 名】神楽岡公園 【標 高】110m〜130m 【天 候】曇り時々雪 【メンバー 】I田、Y井、J久、ふく 【タイム】 ホテル7:35−−−8:24神楽岡公園入口〜公園内〜神楽岡公園入口8:51−−−9:27旭川駅 |
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北海道での最終日は2時間程時間の余裕があるので、旭川駅の近くにある神楽岡公園という所へ行く事になった。 ホテルを出て旭川駅前を左折し、次の交差点を右折して鉄道高架を潜り、その先の氷点橋袂から忠別川の河原に降りる。 白一面なので見分けが付かないが、実際には河原ではなくて操車場の跡である。しばらく進むと丁度富良野線の高架下辺りで工事現場の中に入ってしまい、ここは通り抜けできない。工事関係者に誘導されて一旦道路に出るが、直ぐ先が新しく整備された公園なので、道路脇の雪を乗り越えてその公園に入った。細かい雪が降りしきり、積雪は足首程度まであるのでラッセル気分だが雪は重くはない。それにしても街中でクロカンが出来るのだからさすが北海道である。 冬の間は閉鎖されている神楽橋を伝って対岸に渡ると、積もった雪の上に足跡が残されていたので、散歩コースに使っている人がいるようだ。 橋を渡り終えたら左に曲がって新神楽橋の下を通って除雪された道路を200m程進むと目的の神楽岡公園入口がある。かなり広い公園なので一周するには時間がかりそうだが、今回は中心部分だけ歩くことにして遊歩道に入ると所々にクロカンコースの標識がある。 どこでも歩けるのだから特にコースを指定する必要もないのに、と思いながらいたところにスノーモービルが現れた。木製の台の様なものを後に引きずりながら走っていて、それでクロカンコースを圧雪整備している。つまりここのクロカンコースは我々の様な歩くスキーのためではなく、競技スキー用の練習コースということなのだ。ここでもクロカンスキーは競技用がメインであることを納得した。 余談だが今回参加したY田さんはクロカンスキーの板(歩くスキー用)を旭川で買って帰るつもりで来ていた。というのも名古屋では山の店によっては取り寄せさえしてくれなくて、入手困難な状態になっているからだ。 旭川に到着した日に訪れたのは山の店ではなく、一般的なスポーツ品店だったが競技用クロカンは充実しているのに、歩くスキーは3セットのみの在庫でY田さんが希望する長さのものはなかった。 そんなことで結局板は購入出来なかったわけだが、北海道でも歩くスキーは容易には手に入らないのかと、一緒に行った我々も驚いたのだった。 さて、神楽岡公園を軽く回った後は、来た道を通って帰ったが、公園から先は少しルートを変えて川寄りに進んだ。このルートなら工事現場を通らなくても良いからだ。工事で出た残土等が雪の下に埋まっている為、あまり歩きやすくない所を通るが、その先で堤防道路に出てスキーがスムーズになる。この道路を進んで氷点橋に上がり、橋の歩道を歩いてから旭川駅南の駐車場を通って駅ビルに入った。旭川駅は通り抜け出来たので、朝もこのルートで来れば良かったと思ったのだが、様子の分からない場所というのは無駄もある。 ちなみに旭川駅は平成23年11月23日に全面オープンしたばかりのピカピカの新駅で、ホームが上階にあるので1階部分は広々としている。新駅北側の旧旭川駅のあった場所は駅前広場として現在整備中である。また、この新駅に合わせて富良野線が高架化され、以前は駅舎から離れた場所にあった富良野線が1番線ホームとなっている。 それと氷点橋も平成23年4月1日に開通したばかりの新しい橋で、忠別川で行き止まりになっていた道路が、この橋により市の中心部と繋がる様になった。 これらは最新の地図には反映されているが、私が山行報告と合わせてHPの載せている軌跡図(山旅地図)ではデータが古くて、新駅も氷点橋も表記されていない。この古い地図で見ると我々は操車場の中や、富良野線の線路の上などの立ち入り出来ない場所を歩き回ったように見える。 地形を表現するだけでなく、街の変遷にまで目を向けさせてくれるのだから地図というのは面白い。 なお、最新の地図は「電子国土ポータル」http://portal.cyberjapan.jp/denshi/index3.html で見ることが出来る。/福西 |
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GPSで記録した登山ルートの地図画像が見られます。 |