【日 程】平成24年5月26日 【山 名】御堂山、砥神山 【標 高】御堂山363.7m、砥神山252m 【天 候】晴れ 【メンバー 】J久、I田、Y井、M上兄妹、(K合)、福福 【タイム】 三河大塚駅8:45−−−9:29観音堂9:33−−−9:50御堂山11:00−−−10:22相楽山荘入口10:24−−−10:50砥神山西峰11:00−−−11:03砥神山東峰12:05−−−12:22下山口(K合さんの車) |
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5月例会は1泊2日の行程で、浜松市(旧水窪町)の前黒法師山をメインに据えて、別に1日目に登る軽めの山を探したが、これが見つからない。飯田線沿線では時間のかかる山ばかりで、南に下って豊橋周辺まで広げてみたが適当な山がない。結局、蒲郡近くの山でお茶を濁すことにしたのだが、低山ながらも海が見えるというのがこの山のウリだ。 東海道線の三河大塚駅で降りて、しばらく道路歩きが続く。この地域は温室みかんの栽培が盛んなところで、栽培用ハウスが道の両脇に沢山ある。また振り返れば海が見えるというのが、いつもの見慣れた景色と違ってなかなか良い感じだ。三河大塚駅と隣の三河三谷駅の間に市民の健康増進を目的としたウォーキングコースが設定されていて、我々の歩くコースともダブっている為、コース中の標識類は多い。 三月田古墳のところで道路が突き当たってT字路になり、そこを左にとると間もなく御堂山への登山口が現れる。御堂山への道は地図には載ってないが、入口に案内の標識があるので見逃すことはない。暗い植林の中の道は登山道というよりも作業道という感じで途中に調整用のため池があるのだが、これも地図には載っていない。 観音大杉を過ぎ、道路を渡って急な石段を登った所が観音堂で、ここで手を合わせてから汗が引くまで一休みする。この先、御堂山へは観音堂に向かって右手の石仏が置かれた山道を登ると、手摺りのついたコンクリート階段があって、それを登りきると「丹野城趾」の石碑が建つ御堂山山頂である。南の方向が開けて海が見えるので休憩適地だが、昼食には早すぎるので記念撮影だけにして次の砥神山へ向かう。 御堂山から砥神山へ行くには少し戻ったところに分岐があるので、標識に従ってその道を進むが、この道も地図にはない。一旦道路に出てから左手に登って「相楽山荘」という野外活動施設の敷地内に入ると、通路や標識が沢山あるので、後は標識を頼りに好きな道を選んで歩いて行けば良い。 途中に潮見展望台という所があったので寄り道してみると、ベンチとテーブルの置かれた展望台からは「ラグーナ蒲郡」(マリンリゾート)の施設が良く見えた。展望台から戻り尾根道を緩やかに下っていくと砥神山の分岐に出る。砥神山は双耳峰で東峰と西峰があり、標高はほぼ同程度でどちらにも「砥神山252m」と書かれた山頂表示板がある。 始めに向かった西峰には注連縄のかかった大岩があるが社は無い。海を眺めるには回りに高い木が少ない分、こちらの西峰が良いようだ。一方、東峰には役行者像が置かれていて、像の前で護摩炊きをした痕跡が残っていた。砥神山と山岳宗教との結びつきは不明だが、役行者像の建立以降に活動がなされているものと思われる。 西峰にはなかった木製のベンチがあったので、ここで昼食を始めたところに豊橋のK合さんが登場。わざわざ差し入れを届けてくれたのだ。車で来たとのことで乾杯はできなかったが、記念撮影には加わって貰った。 昼食後は揃って下り、日帰り参加のメンバーと別れた後、K合さんの車で豊橋駅まで送って貰い、そこで飯田線に乗り換えて今夜の宿のある水窪へ向かった。 豊橋から水窪間の乗車時間が長く(2時間14分)、この為に時間のかかる山には登れなかったわけで、その点、今日の山は手軽という意味で条件を満たしていた。地元の人達の散歩コースになっている位だから、登って充実感や達成感が得られる山ではない。とは言え山頂から海が眺めらられるというのはやはり気持の良いもので、それだけでも登った甲斐があった山だった。/福西 |
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