【日 程】平成24年6月23日
【山 名】糸瀬山
【標 高】1,866.6m
【天 候】曇り
【メンバー 】福福
【タイム】
須原駅8:41−−−9:45鹿島神社9:50−−−9:45登山口9:50−−−10:35丸屋の鳥屋10:39−−−11:09山居の鳥屋11:13−−−11:48青ナギ11:55−−−12:11糸瀬山12:14−−−12:17のろし岩12:41−−−12:46青ナギ上部13:15−−−14:32登山口14:39−−−15:35鹿島神社15:36−−−15:44須原駅
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カミさんと二人で木曽の糸瀬山に登ってきた。出掛けた目的は三つあって、一つ目は体力のチェックと夏山に向けてのトレーニング、二つ目は登山靴を新調したのでその慣らし、三つ目は最近始めたfacebookに山行中の様子を投稿すること。ということで上記の3点について報告。
1.体力チェック
4年前にも同じコースを一人で登った時の報告文に「一応登山道があるから一度位は登ってみようかとか、体力チェックに登ってみるとかの動機しか思いつかない地味な山だ」と書いているが、この印象は変わらない。それなりの標高がある山なのに山頂近くの青ナギを除いてはほとんど展望がないというのが何とも残念。山頂ののろし岩に登ればほぼ360度の展望が得られるが、鎖を伝っての岩登りでは、ゆっくり景色を楽しむゆとりはない。
登って下りてくるだけの山なので、楽しむと言うよりは標高差を活かしたトレーニング向きの山かと思う。 そこで体力チェックとなるわけだが、4年前と今回の所要時間を比較してみた。登りは休憩を含む時間。下りは昼食や休憩時間を除いた正味の歩行時間。
須原駅から登山口までと登山口から山頂までの二つに分けた区間で比較した。
・登り
・下り
これで見るとほぼ変わらない結果なので安心したが、今回は頂上間近で足が上がらなくなり、カミさんの後を何とかついていった状態だった。時間には現れない疲れ具合というのもあるので、こんな体力だと今年の夏山はキツい思いをすることになるかもしれない。
2.登山靴
カミさんが私の還暦祝いにプレゼントすると約束していたもので、今回買って貰った夏山用の登山靴だ。購入したのは東京・大塚に本店のある「アルカ」という店で、ハンドメイドで紳士靴や婦人靴を作る傍ら、伊CRISPI社の登山靴やトレッキングシューズを扱っており、田部井淳子モデルという登山靴を共同開発している。
まずは詳細に足の採寸をし、歩き方のチェックまで受けて実に念入りだった。この後、「これがあなた様にぴったりの靴でございます」。履いてみると「おっー,まさしくぴったり!」となるのかと思ったがそうはいかなかった。
最初に履いた田部井淳子モデルは足が当たり、次にワンサイズ大きなものもやはり違和感がある。3足目に履いた別モデルのものが一番しっくりしたので、結局それを購入したのだが、考えてみると普通の山ショップで購入するのと同じ事で、結局は自分の足の感覚で決めるしかないわけだ。既成靴だから仕方がないのだが、ではあの採寸は何の為?という気がする。
今回はその試し履きに糸瀬山に登ったのだが、下りで両足の親指の先端が靴に当たり、両足の小指の外側が擦れるという悪い結果だった。名古屋の支店に持ち込んで中敷きで補正して貰ったが、もう一度何処かの山で試してみる必要がある。どうも私の場合はフィールドテストを重ねながらの微調整が必要な足みたいで、その点、店の対応は親切だし、技術もそれなりにありそうなので安心しているが、店で履いただけで最適な靴が分かってしまう足の持ち主が羨ましい。 3.facebook
ちょっとうろ覚えなのだが、山渓の記事で例えば北アルプスの山小屋にアクセスポイントを置いて、スマホユーザーがそこを通過すると、リアルタイムでそれが配信されるとか、記録されるとかのシステムが検討されているというのを見たことがある。道迷い遭難対策としての利用ということだと思うのだが、電話回線さえ繋がればfacebookで同じ事が出来るのではと思った。
少し調べてみるとfacebook単独で画像の投稿はできるが、それに位置情報をのせるのはは無理のようだった。しかしpeloというSNSをゲートウェイに使えば何とかなりそうに思えたで、実際の山から画像と位置情報を送る実験をしてみようと思い立った。 糸瀬山の麓から山頂までの間、11カ所のポイントで撮影した画像を投稿したが、うち9カ所の画像が正常に投稿された。ただし、位置情報を示す地図については使い物にならず、登山コース中のどこで撮ったかについては、写真に付したコメントによるしかなかった。 例えば、留守宅にいる家族がfacebookを通して、山行中の本人が撮影した画像と位置情報がリアルタイムで送られてくるのを見られれば安心できるのにと思ったのだが、そういう用途に使うには不十分に思える。 他に山での活用について、どんな使い方ができるのかもう少し調べてみたい。/福西
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GPSで記録した登山ルートの地図画像が見られます。 |