山行報告>五十八のうどんと尉ヶ峰

2013/2/3

 
【日 程】平成25年2月3日
【山 名】尉ヶ峰
【標 高】433m
【天 候】曇り
【メンバー 】福福
【タイム】
 西気賀駅12:40−−−13:04赤砂利稲荷13:04−−−13:06登山口13:06−−−13:46引佐峠分岐13:46−−−13:51林道横トイレ13:52−−−14:17尉ヶ峰14:58−−−15:47引佐峠15:47−−−16:05天狗岩16:07−−−16:21林道出合16:21−−−16:42浜名湖佐久米駅
       


1月例会は五十八でうどんの昼食を食べてから、低山に登るという美味しい計画を立てたものの、企画した当人が参加できなくなるというばつの悪い事になった。
一応、私抜きで例会自体は行われたのだが、このままにしてしまうのも後味が悪い。と言うことで私とのかみさんの二人で日を改めて同じ計画で出掛けてきた。

今回も聞きつけたバラレルさんに浜松駅までお出迎えしてもらい、五十八での食事の後には登山口の駅まで送って頂いた。私たちが行かれなかった例会の時には山の上まで差し入れを届けて頂いたそうだし、忙しい中をお気遣い頂いて恐縮した。

新しい五十八には今回初めてお邪魔したのだが、広さはほぼ同じくらいながら、前の店が国道に面していたのに対し、住宅街の中という立地の違いがある。より地元密着型というか、固定客重視の展開になるのではないだろうか。

私はカルボナーラをカミさんは花巻うどん・ごぼ天乗せを食べて、店で1時間くらい過ごしてから請求された勘定を払って、じゃぁ又ねと店を出た。バラレルさんの車に乗り込んで、雑談をしながら登山口に向かったのだが、その途中で払った勘定が馬鹿に安い事に気がついた。うどんの前に飲んだ生ビールの代金を請求されてなかったのだ。結局、バラレルさんがJOJIさんに電話で請求漏れを確認して、ビール代はバラレルさんに届けてもらうことで、取り合えず代金踏み倒しはせずに済んだ。

ところが、バラレルさんの車を降りて山を登っている途中に思い出したのである。ビールのつまみに食べた油揚げの代金がまだ残っていた事を。ビール代金を思い出した時に、なぜつまみも一連の事として記憶が蘇らなかったのだろう。これも脳の老化かなぁとちょっと悲しくなってしまったのだが、しかし、今さらどうしようもないので、これは後日の埋め合わせを考える事にする。

さて、前振りが長すぎたがこの後の山行報告である。
西気賀駅まで送ってもらい、そこから少し国道を戻って踏切を渡ってから右に進んだが、これは間違いで左手が正しかった。踏切まで戻ってから逆方向に進むと、山手に向かう道に字の消えてしまった標識があった。畑の中の舗装された道を登っていくと正面に上の道路に出る石段が見えてきた。

登山口はその上の道路沿いにあるので、石段を登るか、このまま道通しに進むかだが、さっきの間違いに懲りて確実な方の階段を上ると赤砂利稲荷の前に出て、そこから道路を少し右手に歩くと登山口があった。登山口の少し先には下からの道路との合流地点があったので、階段を使わずにあのまま真っ直ぐ道路を来てもよかったようだ。

歩きやすい登山道を登っていくと再び道路を横切り、そこから先は地図には記載がないが、288Pに向かって道が続いている。その288pのところで引佐峠への道と合流し、平坦になった道をさらに進むと三度道路を横断するが、この場所にはトイレ施設と駐車場があり、ここからならものの30分も歩けば山頂に着いてしまう。

途中に「獅子落とし」という岩場の急坂があるが、巻道があるので好きな方を登ればよい。獅子落としを登り切ると待望の山頂である。ベンチに東屋、それに何故かイノシシ親子の置物がある山頂からは、浜松市街地や浜名湖が眺められ、風も当たらないのでベンチでのんびり休む事が出来た。

休憩後は288pの分岐まで来た時と同じ道を戻り、そこから引佐峠に向かう。分岐から30分下った引佐峠は舗装された道路が横切っていて峠らしい風情はない。この山域は道路が多くて、くねくね道がオートバイ乗りのお気に入りらしく、ほぼ一日中バイクの走行音を聞かされるのが耳障りだ。

引佐峠からの下りの途中に天狗岩という展望台があるので寄り道してみると、眺めはあるもののここも木が多い。天狗岩のいわれの説明は見当たらなかったが、多分麓からみると天狗の鼻のように突き出した地形なのだろう。さらに下ると傍らに「佐久米コース入口」の標識がある林道に出るので、後はその林道を道なりに下って行けば国道にぶつかる。その地点から500m程西にある浜名湖佐久米駅が今回のハイキングの終着点である。

ホームが浜名湖の波打ち際にあるこの駅にはカモメも間近までやってきて餌をねだるので、カモメの餌が売られている。なかなかローカル色豊かで、軽めのハイキングには良い締めくくりの場所だった。

尉ヶ峰には平成10年の1月に登っているのだが、その時の山行報告を読み返してみると、記述につじつまの合わないところがある。この15年の間に新しい道が出来て、登山道も変化したものと思われる。やはり里山は開発により形が変わっていくスピードが速いようだ。/福西

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