【日 程】平成25年7月20日
【山 名】弥彦山 【標 高】634m 【天 候】曇り 【メンバー 】福福 【タイム】 弥彦神社10:52−−−11:52里見の松12:01−−−12:29弥彦山13:00−−−13:55茶屋14:06−−−14:23弥彦山 |
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新潟港から出るフェリーが深夜発なので、それまでの時間を活用して登ってきた。
弥彦神社の駐車場が良く分からず、タクシーに付いて行ったら駐車場ではなく社務所の前に着いてしまった。巫女さんに断りを入れたら、どうぞという親切な返事をもらえたので、車はその場に置かせてもらい出発する。 立派な本殿でお参りをしてから境内を抜け、ロープウェイ乗り場への道を進むと、左手にステンレス製の鳥居が現れるのでそれを潜って登山道に入る。直ぐに茶店が現れて、縁台で美味そうにところてんを食べている人がいたので、これは下りの時にぜひ食べねば。 登山道は林の中をジグザグに登っていき、合目ごとに立派な合目石が設置されている。この合目石は弥彦山に千回登山した人が記念に寄贈したものだそうだ。土曜日のせいか行きかう人が多く、人気ぶりがうかがえる。ずっと林の中を行くが、六合目と七合目の中間にある「里見の松」で麓の風景を見下ろす事が出来る。 簡単な小屋掛けがあるので、我々もお握りを食べながらここからの眺めを楽しむ。ところで、「里見の松」そのものは2010年の台風で倒れてしまい、今は後継ぎの苗木が植えられている。この苗木が成木に育つ頃には、こちらの寿命が尽きているので、二代目の松を見るのは無理だが。 七合目に水場があるので冷たい水でのどを潤して、しばし暑さをしのぐ。九合目でロープウェイ山頂駅やスカイラインの駐車場からの道が合流し、一段とまた賑やかになる。その先は山頂まで石段が続き意外と長く感じる。 弥彦山山頂には弥彦神社奥社があるので最高点に立つ事はできないが、その周囲から日本海や佐渡島、麓の海岸線等の眺めが得られる。今日は雲が多めですっきりとした眺めではないが、登山者達は思い思いの場所に陣取って、お昼などをとっている。我々も数少ない日陰の場所に潜り込んで、一休みと2度目の昼食にした。 この暑さではあまり動き回る気も起きず、しばらくぼぉーっとしてから来た道を引き返すと、家族連れやグループなどと相変わらず良くすれ違う。多少の暑さくらいでは人出の減る事のない山のようだ。 登山口近くまで下って、例の茶屋でお楽しみのトコロテンを食べる。トコロテンそのものは普通なのだが、たれを入れたガラス瓶がちょっと変わっていて、栓の代わりに杉枝が注ぎ口に差し込んである。だから瓶を傾けると瓶内部の酢醤油が杉の葉を伝ってトコロテンにかかる様になっていて、なかなか面白い趣向だと感じた。 茶店の標高自体は低いものの杉林の中にあるせいかかなり涼しくて、しばらくその場にいる内に汗も引いてきたようだ。店の人はじっとしていると寒いくらいと話していたが、盛夏にこの気温とは羨ましいことだ。 再び弥彦神社本殿に戻り無事下山の報告してから車で新潟市内中心部に向かい、キャンプ用のガスを購入したりして北海道旅行の最後の準備を済ませた。 夕食はネットで調べた夕日が綺麗という海縁のレストランでとったが、生憎の曇り空でうたい文句の様な光景は見られなかったは残念。 その後フェリー乗り場に移動して、予定時刻に乗船。これで翌日の夕方には苫小牧に到着する。選んだ船室は4組ほどの乗客で混雑は全くなく、これなら明日までゆったりと船旅が楽しめそうである。 トップページへ戻る
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