【日 程】平成25年11月23日
【山 名】天城山 【標 高】1,405.3m 【天 候】晴れ 【メンバー 】福福 【タイム】 ホテルハーベスト5:58−−−6:43登山口6:47−−−7:43万二郎岳7:45−−−8:40万二郎岳8:50−−−9:40戸塚峠8:50−−−11:03八丁池11:35−−−13:08旧天城トンネル13:11−−−13:25天城峠バス停 |
|
丹沢から戻り一日置いてから今度は天城山に登ろうと出かけた。 次の日曜日に会の例会で金時山へ登る予定しているので、土曜日夕方には箱根の宿に入る必要があり、天城高原に前泊して天城山を登ったらそのまま箱根に向かう計画にした。 天城高原で見つけることの出来た宿は1軒しかなく、当然登山口のあるゴルフ場の中にあるものと思い込んでいたのだが、これが大きな勘違いで登山口からは3km強離れた場所だった。 翌朝、6時前のまだ暗い中、宿を出て急ぎ足で車道を登っていくと、時折車が追い越していくのだが、同乗を勧めてくれた車は残念ながらなかった。 45分で登山口に着いて、身支度もそこそこに出発する。この日の内に箱根の宿まで到着する為には、下山口の天城峠で13時29分発のバスに間に合わせる必要があり、少々気ぜわしい。同じコースを1991年12月にT橋さんと縦走したが、その時は山と温泉を楽しむ目的で出かけたので、前泊した上に下山後も更にもう1泊するという余裕の日程だった。それなので山ものんびりと歩いたのだが、今回はその時よりかなり早く到着する必要があり、何かと慌ただしい行動になる。 登山口を出発してから15分ほどで到着した四辻あたりで早くも下りてくる登山グループとすれ違ったが、まだ時間が早いせいか他の登山者はあまり見かけない。万二郎岳の取り付きまでは緩やかな道が続き、その後急登を経て万二郎岳山頂に到着する。朝日は眩しいが木々に囲まれて眺望のない万二郎岳ではとりあえず記念撮影だけして、次なる天城山最高峰、万三郎岳へ向かう。 万二郎岳から一旦下って馬の背を過ぎ、石楠花立から再び登り返すと万三郎岳の山頂だ。万二郎岳同様に展望のないピークだが、まずまずのペースで歩けているので安心する。 万三郎岳を過ぎると直ぐに分岐があり、ここから右手に降りて行くと、四辻へ戻る周遊コースで歩くことができる。車で天城高原まで来るとおそらくこのコースを歩く事になるのだろう。 縦走路はここで左に直角に曲がるように続いている。次の片瀬峠付近はブナの林がきれいな所だ。林の雰囲気が良い1360mの小岳の先に蛇が身をくねらせたようなブナの木(ヘビブナ)があるのでちょっと寄り道してから、先に進むと標高差150m程の急な下りがあり、それを下りきるとまもなく戸塚峠だ。 我々が峠に着くと同時に前方から犬がやって来て、ひとしきりじゃれてから小岳方面に向かって去っていった。同じ方向から単独男性が現れたので、てっきり犬の飼い主かと思ったらそうではないとの事。迷い犬ではないかと言っていたが、ポインター種の猟犬で、首に発信機を着けていたから、受信アンテナを持った飼い主が現れるかと思ったが出会うことはなかった。 戸塚峠から先はアップダウンもほとんど無くなり、平坦な道が続くようになる。白田峠付近はブナの他にヒメシャラも目立つ。少し雲が出て陰ってきたが11時前には水面に薄氷が張った八丁池に到着することが出来た。、急いで歩いたおかげでここで何とか昼食の時間が確保でき、温かいラーメンを食べられた。八丁池から先はずっと下りで、道の脇に大きなブナの木や肌のきれいなヒメシャラがあったり、また名残の紅葉が意外と鮮やかだったりと、楽しい道だった。 天城峠を過ぎて直ぐに旧天城トンネルに着くと、観光協会がイベント開催中で、我々も踊り子さんのモデルと並んで写真を撮ってもらう(^^) このトンネルの前の階段を下って行くと、国道に出て目の前が天城峠バス停である。5分前には到着して、予定した13時29分発のバスに無事乗ることが出来た。 この後、修善寺を経由して三島からバスで箱根へ向かったが、連休の渋滞もあって、登山電車、ケーブルカーを乗り継いで、宿に着いたのは日も暮れた5時半頃になった。伊豆から箱根というのは近そうに見えても意外と時間がかかるというのがこの日の感想である。 トップページへ戻る
ポイント写真及び山の位置はこちら→
|
|
前の山行報告へ |
![]() |
GPSで記録した登山ルートの地図画像が見られます。 |