【日 程】平成26年1月12,13日
【山 名】黒姫高原 【標 高】700m〜1,000m 【天 候】1日目曇り、2日目小雪 【メンバー 】K田、Y田、Y井、T田、I田、多D、Go、福福 【タイム】 1日目 記録なし 2日目 スキー場8:57−−−9:20御鹿池9:27−−−10:29御鹿山10:35−−−11:12林道引き返し点11:55−−−12:55スキー場(帰館コース入口)12:57−−−13:06宿 |
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今回は出かける前日に一騒動あった。いつもクロカンシューズを入れておく下駄箱にカミさんのものはあったが、私のシューズが見当たらない。他の所へ収納してしまったのかと色々と探してみたけれど結局見つからなかった。幸い予備用に保管しておいた古いクロカンシューズと板があったので、とりあえずの急場しのぎは出来た。 そんなことで、どこへ行ってしまったんだろうと考えながらパッキングをしている時に、ふっと思い出した。昨シーズンの最後にクロカンに出かけたのが黒姫高原だったが、その初日に靴の先がパックリと割れてしまった事実を。その時は補修して何とか2日間使い続けたのだが、家に戻ってからゴミとして廃棄したのだった。翌シーズンまでに買い換える積りだった事をすっかり忘れていて、あるはずのないものを慌てふためいて探していたわけだ。情けなくもお粗末な話である。 そんな事で、当日は古い靴に旧い板を担いで予定の普通列車に乗り込んだ。今回普通列車を使って出かけるのは、私とカミさんの他にI田さんの3人で、名古屋からは他に5人のメンバーの参加があるのだが、それぞれマイカーや特急利用するので一緒には行動しない。10年ほど前までは鈍行山の会と改名しようかという冗談が出たほど、どこへ行くにも揃って鈍行列車に乗って行動していたのが、今はそれぞれが好みの交通機関を利用するようになり、頑なに鈍行列車にこだわるメンバーは少数派になった。寂しいがこれも時の流れだ。 黒姫高原の宿で全員が揃った所で早速出かける。この日の目標は去年は途中で引き返した周遊コースの完遂だ。昨年より雪が少ない上に、Goさんという強力ラッセル要員の参加で行かれるかもと期待したのだが、地図にはない道をトレースしてしまい、結局、今回も来た道を引き返す羽目になった。この場所は奥が深いのだ。 そして、翌日。この日も昨年の到達点より先にルートを延ばすべくスキー場を出発した。今回は9名という、いつもより多めの人数なので、隊列を組んで進む姿を後ろから見るとなかなか頼もしそうに見える。 小雪が舞っているのであまり眺望はきかないが、スキー場とその西側にある常設クロカンコースを横切り、最初の目標である御鹿池までは容易に達することが出来た。 問題は池より戻ってから先のルートで、道のない浅い沢地形に沿って登るのだが、雪が少ない分ブッシュが多くてなかなか効率良く進まない。トップを行くGoさんとの差が開くばかりで、この登りで随分と時間を食ってしまった。 何とか登り切って林道に出て、左に取ると直ぐに別の林道に合流するので、そのまま進めば御鹿山の取り付きに着く。御鹿山へは道形は不明だが、この場所からわずかな標高差しかないのでわけはない。引き続きGoさんの先導で、楽に頂上に達する事が出来た。山頂は高い木に囲まれているので展望が得られるわけではないが、一応到着を祝して記念撮影をして、下りは思い思いのコースで先程の取り付きに戻った。 この後は、去年の到達点を超えるべくこの林道を先へ先へと進む。 今年は林道脇に伐採されて丸太にされたカラマツがうず高く積み上げられた集積場所が何箇所かあった。〇〇木材様と紙が張られていたので、春になったら買い取った木材業者が集荷に来るのだろう。 相変わらず小降りの雪は止まなかったが、時折薄日が射す事があり、そんな時は木々に積もった雪が美しく輝いて、クロカン冥利だなぁと感じる。 野尻湖を見下ろす場所でこの日は時間切れになった。ちょうど地図の登山道との交差地点付近である。去年の到達地点にも達しなかったのは残念で、またお楽しみの雪中宴会も短く切り上げざるを得なかったが、これはこれで仕方がない。雪のコンディション次第で、行動範囲は広がったり狭まったりするものなのだ。 この日の帰りはスキー場から帰館コースというのを滑り降りて宿に帰った。前日この一部を歩いているのだが、コースを通して滑ったのは初めてだった。 黒姫高原にはまだまだ探検すべき箇所がありそうなので、クロカン遊びが当分楽しめそうだ。 トップページへ戻る
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