【日 程】平成27年6月24日
【山 名】金華山 【標 高】328.8m 【天 候】曇り 【メンバー 】Y田、T田、Y井、I田、とっこ、M岡、福福 【タイム】 東興町バス停8:21−−−8:36岩戸公園バス停8:36−−−8:46東坂登山道入り口8:46−−−8:56妙見峠8:57−−−9:28金華山(天守)9:38−−−9:50屋上展望台10:33−−−11:41瑞龍寺山11:43−−−12:02梅林公園(食事)13:33−−−15:44川原町バス停 |
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40年来の山仲間であるJ久さんが病で亡くなったのが平成28年6月22日の事で、一周忌に当たる今年の6月に追悼登山を行うことは早くから決めていた。行き先についてはJ久さんが生前最後に皆と一緒に登った山が良いのではないかということで、平成28年の3月にY井さんの企画で実施された金華山に決めた。
この時は山登りの他に観梅と豪華な昼食会を組み合わせた内容で、私自身は参加していないのだが、J久さんは大いに楽しんだらしい。 生前最後の山に一周忌に合わせて皆で登るというのもきっと良い供養になるだろう。 当日、JR岐阜駅前のバスターミナルに集まったのは追悼登山のメンバーは8人で、バスで東興町まで行き登山口のある岩戸公園まで歩く。岩戸公園行きのバスもあるのだが平日のみ運行のため、土、日は東興町が最寄りのバス停になる。この時間のバス停付近及び公園内の駐車場はかなり埋まっていて、どのコースから登っても人気の山だと改めて思う。 公園の奥に東坂登山道と達目登山道の入り口があり、そこから車道(ドライブウェイ)と分かれて登山道に入る。なお、2つの登山道は途中の妙見峠で分かれる。入口から金華山山頂までの所要は45分と短いので我々が登り出す頃には下りてくる人達も多い。それほど気温も高くないので林の中の道は思ったよりも快適で、途中に蛙岩と名付けられた岩の形になるほどと納得して登る。 直ぐに妙見峠に着いてここを直進するのが達目登山道で、金華山へは左の尾根の東坂登山道を登る。後から聞いて分かったのだが3月に登った時は一旦達目登山道を下ってから鼻高コースを経由するという迂回コースで金華山へ登ったのだそうだ。しかし、そんな事は知らずに最短の東坂コースを登ってしまったので、結果的に3月の時のコースを一部ショートカットしてしまい完全トレースは失敗してしまったのだが後の祭りだった。 東坂登山道は途中で百曲がりコースとの連絡路である唐釜コースを分け、直進すると岩尾根の道になる。そこに超望遠レンズを付けたカメラを持った一団がいたので、何を撮っているのかと聞いてみるとハヤブサだと言う。カメラの方向を見てみてみると向かい側の崖にそれらしき鳥がかろうじて目視できた。金華山はただ登るだけでなく色んな楽しみ方を求めて人が来る山のようだ。 その場所から少し登るとロープウェイ山頂駅からの道に出て、コンクリート舗装の道を登ればあっさり山頂の天守閣の前に出た。 人は多いが何とか天守の前で記念の写真を撮り、それぞれが持ってきたJ久さんの写真も一緒に記念撮影に収めた。ロープウェイ山頂駅へ下る途中の人通りの少ない場所でもう一度記念撮影をしてから、山頂駅近くの屋上展望台で一休み。岐阜の町並みを見下ろしながらビール片手にのんびりと過ごす。J久さんも同じ景色を楽しんだことだろう。 休憩後はコンクリートの階段が続く七曲り登山道を下り、途中からドライブウェイ沿いに時にドライブウェイそのものを下って瑞龍寺山(156p)に出た。市の水道タンクがあったことから通称水道山と呼ばれている山で西側広場にはかつてプラネタリュウムや遊園地があり、私も子供の頃に遠足できた覚えがある。 山頂部には弥生時代後期の墓跡らしき遺跡があって「瑞龍寺山頂遺跡」の解説板が建てられていた。瑞龍寺山から梅林公園に下り公園内の料理旅館で昼食をとったのも3月の時と同じで、程よくアルコールも回り思い出話しが盛り上がったのもJ久さんの人柄のおかげだろう。 昼食後は金華山山麓をそぞろ歩きし、最後に川原町の町家を見学してからバスで岐阜駅に戻り今月の例会を終了した。 6月下旬という梅雨時期の計画にも関わらず雨に遭うこともなく歩くことが出来、親しい仲間たちと追悼の一日を一緒に過ごすことが出来たのは本当に良かった。良い供養になったと思う。 トップページへ戻る
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