【日 程】平成29年10月28日
【山 名】尖山 【標 高】559.3m 【天 候】曇り 【メンバー 】T田、Y井、I田、福福 【タイム】 登山口13:50−−−14:50尖山15:08−−−15:55登山口 |
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10月例会は富山県の鍬崎山を計画していたのだが、当日は台風の接近による悪天候が見込まれたため登頂は望み薄な状況だった。
ただ、その前日は曇り空の予報だったので、前座の山として計画していた尖山には何とか登れそうと出かけてきた。 尖山は立山周辺の地図から探し出した山で、短時間で往復できるのが前日に登るのには行程的に都合が良い。 鍬崎山の付け足し的な意味合いの山なのだが、同行のY井さんによれば日本山岳ガイド協会が編纂した「日本百低山」に選ばれている山で眺めが素晴らしいのだそうだ。 ちなみに私は行かれなかったが9月例会で企画した二王子岳(新潟県)や昨年出かけた守門岳(新潟県)も同本に紹介されていて、低山と銘打たれていても登りやすさだけを基準に選ばれたわけでもないようだ。 さて、その尖山の登山口は富山地方鉄道横地駅の駅前という非常に立地条件の良い場所にある。登山者のための駐車場や綺麗なトイレも完備されていて、この山を目指して登る人も結構多そうである。 今回の例会参加者5人はそれぞれ車又は電車で横地駅前の登山者駐車場に集合し、そこから揃って出発した。既に午後2時前と山に登り出す時間ではないが、名古屋からやって来るとこんな時間になってしまうのはやむを得ない。それでも登れてしまうのが尖山の良い所で、同じような時間に登りだす登山者は我々以外にも結構いた。 駐車場から10分程歩いた林道の突き当りに「尖山夏椿峠経由登山口」の標識があり林の中に道が続いているようだったがこの道は地図には載ってない。 我々はその道には向かわず引き続き林道を進むとやがて林道が終わり沢沿いの登山道になった。前の日の雨のせいで少しぬかるんているところもあるが道はしっかりしている。右手の小さな滝を過ぎると傾斜も徐々に強まってくるが、全体的に見ればゆるい登りと言えるだろう。 擬木の階段が続くようになり頂上が段々近づいてくる。山頂直下で夏椿峠からの道を合わせ14時50分に頂上に到着した。駐車場から1時間のお手軽登山だったが、眺めの方は素晴らしかった。曇り空なのが残念だったが雪をかぶった立山・剣や薬師岳がくっきり。またここから見る鍬崎山は立派だった。富山平野や日本海も見下ろすことが出来て、これで晴れていれば更に素晴らしい眺めになるに違いない。 15分程眺めを楽しんでから来た道を戻ったが、手軽に登れてこんな素晴らしい眺めを得られる山があるというのは羨ましい限り。尖山559m、飛っきりの低山だった。 この日は夜半からの激しい雨が翌朝まで続き、鍬崎山を諦める踏ん切りがついた。 宿を出発しそのまま名古屋に帰るつもりだったのを、束の間の雨の止み間を利用して称名滝見学に予定を変更した。カミさんがブラタモリで紹介されてたのを覚えていたからだ。 滝も迫力があったが周りの紅葉がまた良かった。おかげで鍬崎山に登れなかった埋め合わせに少しはなった気がする。 トップページへ戻る
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