【日 程】平成27年11月6日 【山 名】倶留尊山 【標 高】1,037.3m 【天 候】晴れ 【メンバー 】福福 【タイム】 くろそ高原バス停10:50−−−11:29亀山峠11:30−−−11:52二本ボソ11:54−−−12:16倶留尊山12:32−−−12:53二本ボソ12:54−−−13:13亀山峠13:13−−−13:23亀山13:25−−−13:39道路に出る13:39−−−14:14お亀の湯 |
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久しぶりに室生の山に登りたいなと思っていた所、タイミングよくY井さんから倶留尊山の企画が上がった。近鉄の割引切符が発売されている事も分かり俄然行く気が高まったのだが、その日は日程的に都合が悪く一緒に出かけるのは無理だった。そこで、Y井さんの計画そのままに日にちだけ一日ずらしてカミさんと二人で出かけてきた。
近鉄名張駅からバスに乗り換えるのだが、このバスが台風被害による迂回ルート運行により通常50分で到着する所を1時間10分かかって終点の曽爾高原に到着した。その曽爾高原バス停だが倶留尊山には以前も登っているはずなのに、バスを降りて周りを見渡してみても、全く見覚えが無かった。 後で調べてみると前回に倶留尊山へ登ったのは平成5年6月のことで、その時は太良路というバス停で降りて倶留尊高原まで歩いている。そこから倶留尊山に登り下りは三重県側の中太郎生に下った。20年以上の前の事なので記憶がすっかり薄れているのだが、当時はここにバス停はなかったのか、或いはただ通過しただけで記憶に残っていないかのどちらかだ。 バス停から歩き出し青少年自然の家の前を通りススキの原の道を抜けるとお亀池の北端に出て、そこから階段登りで亀山峠を目指す。この登山道の左右の山腹も一面のススキでそれが稜線までずっと続いている。樹木がないので登山道からも稜線に出てからも見通しは抜群に良い。このスッキリした眺めが多くのハイカーを引きつける所以でもある。 亀山峠からは左に折れて稜線上の道を二本ボソのピークに向かう。展望広場のところでススキ原とは別れ樹林の中の道になると、ごく一般的な里山というイメージだ。二本ボソの山頂直前に料金所が有り、これより先に進むには一人500円の入山料を払う必要がある。金額そのものは20年前と変わっていないのだが、ちょっと高いなぁとやっぱり思う。 二本ボソの山頂からは目の前にこれから向かう倶留尊山が紅葉をまとってなかなか見事だし、振り返れば古光山も間近に見える。良く晴れて暖かく風もない今日のお天気に感謝だ。二本ボソから一旦下って倶留尊山へ登り返す。紅葉した木々が日に映えて良い感じの道なのだが、この稜線は三重県側は断崖になっていてその縁に付けられた道を歩いている。 到着した倶留尊山山頂は360度の展望とはいかないが、日も良く当たり気持ちのよい場所だ。ゆっくり休憩をとりたいところだがバスの遅れ分を取り戻すため手早く昼食を済ませ早々に山頂を後にした。来た道を亀山峠まで引き返し、もう一度目の前の眺めを楽しむ。鎧岳、兜岳、国見山、住塚山、どれも若い頃に登った山で懐かしい。室生の山に登りたいと考えたのも、ひょっとしたらこういう懐かしさに浸りたいと言うことだったのかなぁとふと思った。 峠からは尾根を直進して亀山に登り返したが、ここには山頂表示も何もない。亀山からは山腹の階段を下っておかめ池へ。おかめ池まで下れば山登りはほぼ終了で、この先は道路歩きを経て行きに通った道を曽爾高原バス停まで。更にその下のバス停である曽爾高原ファームガーデンまで歩いた。 ファームガーデンにはお亀の湯という温泉施設が有りここに入るのも目的の一つだったが、入ってみればごく普通の温泉だった。さっぱり出来たのと割引券が使えたのが良かったが。 温泉前にあるバス停からこれに乗り遅れると帰れなくなる15時30分発の名張行きバスにも余裕を持って乗り込むことが出来て、今回も計画したとおりの行動で締めくくることが出来た。計画を立ててくれたY井さんに感謝だ。 トップページへ戻る
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