【日 程】平成27年11月15日
【山 名】高尾山 【標 高】599.3m 【天 候】曇り 【メンバー 】福福 【タイム】 ロープウェイ清滝駅前8:11---8:30びわ滝8:30---9:23高尾山9:46---10:05薬王院10:07---10:48ロープウェイ清滝駅前 |
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久し振りに高尾山に登った。調べてみると前回登ったのが2004年(平成十六年)だから10年以上間が空いている。7,8年くらい前かなぁと思っていたのに、記憶はあてにならないものだ。
ミシュランの三ツ星に認定されたのが2007年で、その後益々登る人が増えたと聞いているが今はどうなんだろう。 下山後には高尾山温泉に入浴するつもりなので、車を温泉の駐車場に入れて8時過ぎに出発した。 高尾山に登るルートは色々あるが今回は沢沿いの6号路を選んだ。ケーブルカー清滝駅左手の道を進み妙音橋の所から左に折れて未舗装道路に入る。入口の所に「高尾山琵琶瀧水行道場」と書かれた古い石柱が立っているのが由緒有りげだ。 沢沿いの道を進んで周りに数棟の建物が立つ琵琶滝に着いたが、ここは帰りにじっくり見学することとして素通りした。 沢沿いの道は緩やかで自然探求路らしく所々に設けられている解説板を見ながら、「そうかぁ粘板岩かぁ」と学習も交えながら登っていくと稲荷山コースとの分岐に着いて、この先から沢を離れ尾根道に変わった。 階段上りの道を進んでいくと3号路との合流点手前に横断幕と注意看板があり振り返ってそれらを見ると「6号路は下れません」とある。10月28日から11月26日までの8時~14時までの間は6号路は登り専用の一方通行になっているらしい。紅葉時期はすれ違うのも難しいほどの混雑があるのかと正直驚いた。 舗装された道に変わって巨大なトイレ施設(トイレ建物の中も一方通行)の横を通ると高尾山山頂に着く。時間が早いせいかいつもの混雑はなく、東屋でゆったり過ごすことが出来た。晴れの予報だったのに実際には雲の多い天気で楽しみにしていた富士山も見られなかったが、山頂に植えられたモミジが真っ赤になっていて、紅葉目当てに登った今回の目的は一応達せられた。高尾山は桜も良いがモミジもまたいい。 下山は1号路を使って大勢の人で賑わう薬王院を抜け山上駅方面に向かう。この道はロープウェイやリフトからの観光客も通る最もポピュラーな道なので通行人の絶えることがない。ロープウェイ山上駅手前に琵琶滝に下りる連絡路があるので、計画ではここを下りるつもりだった。 ところが行ってみると蜂が出るからという理由で連絡路は通行止めになっていて、琵琶滝に下りることは出来なくなっていた。これが事前に分かっていれば登りの時に琵琶滝の写真でも撮っておいたのに、素通りしてしまったのを残念に思った。 やむを得ず1号路をそのまま下ることにしたのだが、この道を登ってくる人並みが続々と続くのには圧倒された。コンクリートの道なので歩いても面白くもなんともないのだが、それでも外国人を含む大勢の登山者が登ってくるのはやはりミシュラン効果なんだろうか。登山者数世界一の山と言われてもピンとこなかったが、実際の光景を目の当たりにすると納得せざるを得ない。 都心から近く簡単に登れて眺めも良い、下山後には温泉も楽しめ夏場なら山頂のビアガーデンも楽しめる。そんな手軽なレジャーをみんな求めてるんだろう。 とは言いつつ、ちょっとした空き時間を見つけたら、短時間で登れてしまうこの山にきっとまた登ってしまうのだろうと思った事だった。 トップページへ戻る
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