【日 程】令和4年2月12日 【山 名】景信山、高尾山 【標 高】景信山727.3m、高尾山599.3m 【天 候】晴れ 【メンバー 】福福 【タイム】 相模湖駅7:46--8:00与瀬神社8:06--10:05明王峠10:18--11:34景信山12:54--13:52小仏城山13:56--14:57高尾山15:09--15:53琵琶滝15:54--16:19高尾山口駅 まん延防止等重点措置が実施されてから山も自粛していたのだが、家にこもりっぱなしは心身の健康に良くないので、3回目のワクチン接種も済ませた2週間経過後から山行を再開することにした。、 その予定日の2日前に関東地方で大雪が降るという予報が出ていて、多摩地域では15〜20cmの積雪が見込まれていた。運行に影響の出る可能性のあるバス便は使わないコースということで明王峠から高尾山までの縦走計画を立ててみた。 JR相模湖駅から道路に沿って西に向かい慈眼寺への標識の所で右に折れると中央高速を跨ぐ大階段があるので、それを越えると右に慈眼寺、正面に与瀬神社の鳥居がある。鳥居をくぐり急な石段を登ると山門があり、更に急な石段が現れるがこれを登ると本殿に着く。明王峠へはこの与瀬神社がスタート地点ということになる。本殿に向かって左手から山道が始まり少し登ると眼下に相模湖が見下ろせる展望場所があるがここは素通りする。 凍った雪をガリガリ言わせながら登るのはあまり快適ではないが、水気の多い雪だからこんな風になるのは仕方がない。桂北からの道が合流する地点で既に駅を出発してから1時間以上経過しているが、その場の標識には明王峠まで3.2kmとあり先が長い。 植林の面白みのない道が続き、雨がしのげるだけの大平小屋を過ぎてなおも登り続けると林道を横切る。ここから明王峠までは0.5kmと標識にあり、階段が現れて益々登りにくくなるがそこを頑張って登れば茶屋のある明王峠だ。いつも閉まっている茶屋が今日は雨戸が開いていて、中に材木などが置かれていたので改築計画があるのかも知れない。この峠から見た富士山がこの日一番見事で、この後徐々に薄雲に隠れていって終点の高尾山に着いた頃には雲と見分けがつかない程霞んでしまった。 峠から先の主稜線上には綺麗なトレースができていて、残雪の状況からすると3,40cm程は降ったようだ。予想以上に行き交う人が多く、一本のトレースなのでその都度脇に避ける必要がある。出会った人のほとんどはチェーンアイゼンか軽アイゼンを付けていたが、高尾山が近づくとスニーカー姿で歩く人もいて、高尾山は雪が降っても観光の山なんだなぁと妙に感心した。 今回のコースの最高峰である景信山には山頂に茶屋が2軒あって、それを目当てに登ってくる人も多いと聞くが、想像以上の賑わいで人出は無雪期と変わらないようだ。 この日は暖かく風もなかったので我々もテーブルに陣取って長々と昼食休憩をとった。 景信山から小仏峠への下りで私がスリップ転倒してしまった。この程度の雪なら大丈夫だろうと高をくくってアイゼンは付けずにいた挙げ句の体たらく。意気がっては駄目だという教訓は得たが、結局最後まで意地で付けずじまい。やっぱり私は人間が小さい。 小仏城山にも2軒の茶屋があって賑わっているのは景信山と同様で、日差しが暖かいのでみんな満足げな表情をしている。なお、城山から下った一丁平のトイレは利用できることを確認したが、小仏城山のトイレは修理中で使用不可だった。富士見台からうっすら霞んだ富士山を確認して、最終目的地の高尾山山頂へ。ここまでの様子から高尾山の人出は覚悟していたが、その通りの状況で高尾山は冬も雪も関係ないのだと思い知った。 山頂からの下りはそろそろ疲れの出てきたカミさんはケーブルカーで、私は予定通り6号路を使って下山。この道は谷間にあるので雪も多く残っていて凍っている箇所もあるのだが、そんな事はお構いなしに登ってくる人は多く、子供たちは運動靴だ。そんな元気な彼らの無事を願いつつケーブルカー山麓駅に下りてカミさんと合流し縦走を終えた。 今回は降雪の後だから人も少ないであろうという見込みで立てた計画だったが、それは大外れだった。オミクロン株の流行時期に何でこんな所へ来てしまったのかと後悔する羽目になってしまったので、次回はコース選びをより慎重にしたい思う。 トップページへ戻る ポイント写真及び山の位置はこちら→ ![]() |
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