山行報告>再びふるカフェを目指す、丸山

2022/10/20

【日 程】令和4年10月20日
【山 名】丸山
【標 高】1,098.3m
【天 候】晴れ
【メンバー 】福福
【タイム】
 笛吹入口バス停9:06--9:14笛吹峠・小棡峠分岐9:14--10:34小棡峠10:35--10:58丸山11:06--11:55笛吹峠・小棡峠分岐11:58--12:08笛吹入口バス停12:08--12:22ふるカフェ「晴ノ舎」

今回登ったのは、先週出かけた浅間尾根の一つ南の笹尾根にある丸山という山で、山と高原地図には「山頂付近展望なし」という注意書きもあるので、ここだけを目指して登る人はまずいないと思われる。それでも計画したわけは先週に行った時には定休日で入れなかったふるカフェに改めて行ってみようと考えたからだ。昼時までにお店に入りたいので、ごく短時間で登って下りてこられる山を地図で探したらここになったという、甚だこの山には申し訳ない理由だ。

武蔵五日市駅からバスに乗り、「笛吹入口」のバス停で降りたのは我々二人のみ。バス道路を離れ集落に続く坂道を登っていくと、笛吹峠と小棡峠の分岐が現れたので左方向の小棡峠への道を進む。やがて舗装路から離れて林道状の山道に入り、植林の尾根を登るようになる。標高850m辺りから広葉樹の林も見られるようになるが、踏み跡が不鮮明になって、後から軌跡を見るとルートを左に外していた。

尾根を登りきり笹尾根の主稜線に達したところが小棡峠だが展望のない峠は休憩適地でもなく、そのまま稜線を西にたどる。途中で木々の間にかろうじて富士山を眺められる所があったものの、木々に葉を残したこの季節ではスッキリと見渡すことはできない。

丸山のピークが近づいてくると巻道の分岐標識がある。この先が急登になっているわけでもないのにわざわざ頂上を避けるようにルートが付けられているのは、笹尾根のピークの中ではここ以外になく、よっぽど不人気な山頂とみえる。その丸山山頂は三角点もあり、展望が良いとはいえないものの、なんとか木々の隙間から富士山も見ることができたので、それほど邪険にされる必要はないのにというのが私の印象だった。

丸山山頂を後にして稜線上の道とも分かれ、登山口の笛吹集落を目指して北に延びる尾根を下る途中から三頭山が良く見えた。また若い植林の中を歩くので前方の大岳山、御前山もすっきり見渡せた。それにしても今日は好天気で青空が気持ちいい。笛吹峠からの道を合わせなおも下る。登りに使った道に比べると踏み跡は明瞭ながら終始植林の中で、この尾根には広葉樹の林は全く無かった。

ようやく集落内の舗装路を下るようになり、行きに通った小棡峠への分岐に到着した。これで目的の周遊が完成したわけだ。集落入口に並んだ石仏達に見送らられて、それからしばらく秋川沿いの檜原街道を下る。ちょうどバス停二つ分歩いて西川橋バス停近くのふるカフェに到着した。やれやれという思いだが、入口辺りに待ち人らしい人影がたむろしていて何だか嫌な予感。受付で尋ねてみるとランチは30分以上の待ち時間がかかるそうだ。我々もそうだがテレビ番組を見てやってきた人が多いようで、平日なんだから人は少ないだろうという思いは甘かった。

30分経過しても順番は回ってこず、ここでのランチは諦めて結局バス停でパンをかじるという情けない昼食で終わってしまった。前回は定休日、今回は満員ということで2回とも空振りという結果に終わってしまったが、そもそもの目的はランチではなく古民家を見学することだったので、一応それは達成できた。従って再々度の訪問はおそらくない。

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GPSで記録した登山ルートの地図画像 が見られます。
オンライン地図(山旅倶楽部)の2万5千全国地図とカシミー ルを使用していますが、画像を縮小している為、縮尺は正確ではありません
地図上で登山ルートを赤色の実線で表示しています。歩いたコースが往復で異なる場合や行動が複数日に渡る場合は、色を変えている場合があ ります(例:登りを赤色、下りを紫色。一日目を赤色、二日目を紫色)