【日 程】令和4年11月25日 【山 名】本社ヶ丸 【標 高】1,630.8m 【天 候】晴れ 【メンバー 】福福 【タイム】 東山梨変電所登山口8:24--10:03清八峠10:18--10:22清八峠10:22--11:00本社ヶ丸11:12--11:33--p154112:05--12:52角研山12:57--13:46林道出合13:46--14:45笹子駅 本社ヶ丸は平成20年(2008年)に名古屋の山の会の例会で出かけた事がある。その時はまず御坂山に登り、三ツ峠山で宿泊して翌日本社ヶ丸に向かう計画だった。ただ、この時はお天気が悪く富士山の眺望は両日ともほとんどないというハズレの日で、そのせいもあって名古屋組は二日目の清八山まで登ったところで本社ヶ丸までは行かずに引き返してしまった。残った我々夫婦のみが本社ヶ丸から鶴ヶ鳥屋山を計画通り登って笹子に下った。この日は駅近くの笹一酒造での新酒フェアに参加するお楽しみが待っていたので、富士山よりもそちらの方に気持ちが行っていた記憶だ。 今回は本社ヶ丸での富士山の眺望が目的で出かけたわけだが、登山口の東山梨変電所まではずっと道路歩きになるため、そこはタクシーを利用することにした。今は配車アプリを使えば簡単にタクシーを呼べるのだが、残念ながら山梨県は対象外。そこで電話で予約を取ろうとしたわけだが、下車駅の笹子にはタクシー会社はなく、一番近い甲斐大和駅近くのタクシー会社に電話したら笹子トンネルより先はエリア外と断られた。次に大月のタクシー会社は一社目は予約が既に埋まっていて、二社目の会社ではお迎えは笹子駅の一駅手前の初狩駅までで、そこから笹子駅迄は乗車してなくても賃走扱いになると。その条件で納得して当日は初狩で下車してタクシーに乗ったのだが、登山口までの料金はほぼ5千円だった。、 車は変電所の少し先の林道まで入ってくれて、そこからスタートする。しばらくその林道を進むと標識があり、山手と谷沿いの道の二手に分かれる。山手の道を進んでしまったが、それは誤りで谷沿いに進むのが正しい。この標識の設置場所が良くない。沢を渡ってなお林道のような広い道を進み、登山ポストのある所からネットフェンスを開けるとその先に山道の取付がある。この先は尾根に沿ってほぼ真南に向かって登っていくが、特に急登があるわけではないので、一定のペースで順調に登っていく。紅葉の方は既に終わってしまって木々の枝はすっかり葉を落としている。順調に清八峠に登り着き、右手の清八山に寄り道すると見事な富士山が待ち構えていた。 この日は快晴の上にほぼ無風で暖かと11月下旬とは思えない陽気の中で、眼前に雪をまとった富士山や南アルプス、遠く北アルプスもくっきり見える。特に南アルプスが見事で何枚も写真を撮って十分満足してから峠に戻り次の本社ヶ丸に向かった。峠から40分弱で到着した本社ヶ丸は、清八山同様狭い山頂ながら同じく眺めは良い。ただ、先の清八山で眺めを満喫してしまったので、こちらの頂上での感動が弱まってしまうのはやむを得ない所で、河口湖の一部が見える事位に優位性を感じる程度だった。他の登山者もいてゆっくり食事のできるスペースはないので、昼食はp1541の林でとった。その先の御座石への分岐付近では単独行者がシートを敷いて眺めを楽しんでいたが、本社ヶ丸から笹子駅に至る間は人影はぐっと少なくなった。 清八峠からこっちは小さなアップダウンが連続して距離の割に時間がかかる印象だが、今日最後のピークである角研山までもやはり小ピークをいくつも越えて到着した。あまり眺めのないこのピークで小休止の後、稜線を離れ尾根道を北に下る。この道は私が今年の4月に鶴ヶ鳥屋山に登った帰り使った道で、ある程度様子が分かっている。下り始めは急だがその内に傾斜が緩んで来て、落ち葉で不明瞭になった道を見当をつけて下っていくと一旦林道に行き当たる。林道を横切りなおも尾根を下り続けると尾根道は東寄りに方向を変えて、やがてJR線路の南側道路に出て山歩きは終了する。 出来れば1本前の電車に乗りたかったのだが、それは叶わず笹子駅で次の列車を45分待つ事になった。近くの店で名物の笹子餅を買い込み、ホームの待合所で全部平らげてしまったのだが、前回も同じ事をしているのでこれが笹子駅での行動パターンになったようだ。 トップページへ戻る ポイント写真及び山の位置はこちら→ ![]() |
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