【日 程】令和5年1月21日 【山 名】日の出山 【標 高】902.0m 【天 候】晴れ 【メンバー 】ふく 【タイム】 軍畑駅7:35--8:20登山口8:27--9:15高峰9:33--10:17日の出山10:25--10:51馬頭観音10:51--11:37つるつる温泉 日の出山とは良い名前の山だ。ここで初日の出を拝んでから隣の御岳山に初詣すれば、良い1年になりそうに思える。松の内はとっくに過ぎてしまったけど、温泉に入って美味しいものを食べようという新春山歩き第2弾としてこの日の出山を計画した。初日の出も初詣も抜きの温泉目当てではあまりご利益の方は期待できないけど。 当日の朝、駅までのバスが馬鹿に順調で本来なら間に合うはずのない1本前の電車に乗れて、乗り継ぎもスムースと出だしは快調だった。 青梅線の軍畑駅を予定より30分早く出発して、まずは駅前の急な坂道を下り、青梅街道を横切ったらその先の軍畑大橋で多摩川を越え、次にぶつかる都道奥多摩青梅線を西に進む。車の往来はあっても歩道があるのでこの道は安心だ。やがて左手に舗装された道が分かれていくのでその道に入ると、分岐からおよそ400m進んだ辺りで車止めのゲートに突き当たりゲート脇から林道に入る。 この少し前に車に乗った夫婦連れからこの先に日の出山の登山口があるかと尋ねられたが、カーナビではちょっと分からないのだろうと思う。私も初めて歩く道だが登山用アプリで道を確認している。ゲートから20分強の林道歩きの後、右手の擁壁に付けられた階段が登り口で、標識も設置されているのであの夫婦も林道を真っ直ぐ進んでくれば問題なく到着出来るはずだ。林道歩きで体も温まったので防寒着は脱いでから階段を登り植林の中の道を登り出したが、植林内の空気は冷え切っていて、薄い手袋では指先がかじかんできた。 583pから先は道が平坦になり少しの間は日を受けて歩ける。この辺りはススキが多いが昔は茅場だったんだろうか。再び植林内の登りになって霜柱が目につく道を行くと別の尾根にぶつかる。これは日の出山から東の吉野梅郷に向かって延びている尾根で、以前に梅郷から途中の三室山まで登ったことがあり、今度はその先から日の出山を目指すわけだ。 尾根の合流地点から少し登った所が高峰のピークで、小腹がすいたのでここで行動食と水分をとる。今回持ってきた行動食は缶入りのパンで災害用の備蓄食なのだが、味が甘めなので山用に良いかもと思って持ってきた。水なしでも食べられるが、空き缶の処分も含めてかさばるのが欠点か。他にこの高峰山頂にはアスリートでタレントの福島和可菜さんらが整備したという「LANI HEAD TRAIL」(御嶽駅からの直登ルート)の標識がある。最近のトレールランナーは道の整備まで行うんだ。、 高峰を下ると次の768pへの登り返しがあるが、ここはピークを踏まない巻道を利用した。いよいよ日の出山が近づいてくると丸太で階段状に整備した道を登るようになる。日の出山はどのルートもこの丸太道が多く正直歩きづらい。山頂までの登山道で見かけた登山者は2組3人だけだったが、山頂に到着するとそれなりの人数の登山者がいたのはやはり土曜日だからか。この日の山頂から初めて東京湾を見た。居合わせた人が横浜だと話しているのが聞こえたが、私の視力では全く分からなかった。 写真を数枚撮っただけで山頂を後にする。最初は南に向かって急な階段を下り、次第に東寄りに向かうこの道は、日の出山に初めて登った時に登りコースとして利用した道で、頂上付近を除けばそれほど急な所はない。すれ違う人も多く、この日私が登りに使った築瀬尾根コースとは人気度合いが違う。 654pにある馬頭観音碑には見覚えがあった。7,8名のパーティがここで休憩中だったが、尾根を登り切って一旦平坦になるこの場所が絶好の休憩ポイントなのだ。この後植林内のジグザグ道を下って行くと辿り着くのが登山口の滝本で、そこの社で柏手を打って無事下山を報告した。そこから20分程歩いてバス道に出た所を左折すると目的地のつるつる温泉の建物が見えてくる。 この温泉には初めて入るのだが、入浴料は800円台で数馬の湯とほぼ同じ。浴室と露天風呂はこちらの方が広い。お昼時の到着だったので混雑を心配したが、それほどの混み具合ではなくのんびりと入浴出来て、その後の食事も楽しんだ。何だかズルズルと正月を引きずっているような今月の山歩きだが、次回以降はもう少し真面目に歩くようにしよう。 トップページへ戻る ポイント写真及び山の位置はこちら→ ![]() |
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